スタッフ紹介

Staff
shirakawa koji

白川 幸司

開業してから3年が経過し、市場やお客様から求められることも変化していく中で、小さな不動産会社だからこそできることに挑戦していこう、と日々奮闘しております。「業界を変えたい」といった大きなことは身の丈に合わず言うつもりもありませんが、「あたりまえのことを、あたりまえに。」をテーマに業界の慣習にとらわれることなく、売主さまだけに寄り添うマンション売却サービスに挑戦中です。

白川さんがマンション売却に特化したサービスを始めようと思った経緯を教えてください。

不動産業の免許を取って開業し、ちょうど3年経過したタイミングで、新しいことにチャレンジしたいと思っていました。そこで、何か分野を特化したサービスができないかと考え、“マンション専門の売却サービス” がまだ少ないことに着目し、構想ののち、新しいサービスとして始めることにしました。

専門の強みとして、戸建てにはないマンションならではの条件に基づく売却の戦略や、有効なアドバイスを提供できると思っています。これまでの経験で培った知見に加えて、これからさらに学び得る情報を共有しながら、売主さまに寄り添ったサポートをしていきたいと考えています。

開設された「おかやまマンション売却」というYouTubeチャンネルでは主にどんな内容の発信になりますか?

テーマにそった専門用語の概要説明から、自分なりの見解や提案を発信しています。また、売却に関するトラブルや疑問をモデルケースにして、考え得る状況の客観的視点から、事態に対してどう対応するのが適切なのかなどもお伝えしています。

ホームページもご自身で作成されたとのことですが、YouTubeはじめSNSの活動を積極的にされています。反響はどうですか。

まだまだこれからですね。基本的にはホームページで会社の雰囲気をお伝えしていますが、さらにYouTubeでは、実際に対応する私自身がどのような人物なのかを知っていただけるので安心できるのではないかと思っています。動画では売却に関するさまざまなテーマを紹介しているので、同じようなお悩みへのヒントや解決策があるかもしれません。マンション売却で今迷われている方は、ぜひ一度覗いてみてほしいですね。また、みなさまからの質問も随時募集しています。もちろん無料ですので、気軽にLINEからお問い合わせください

「片手仲介」だから「高く売る」にコミットできる。

まずは、ご相談いただいた物件を査定をさせてもらって、過去の実績だったり、現在の販売状況だったりなどから、売却価格の相場を提示します。その段階ではあくまで査定なので、最終的に売り出す価格はお客さまに決めてもらうのですが、そのための根拠としてお伝えします。

「一括査定サイト」では、会社によっては煽り広告みたいになってしまうところもあります。商売という側面だと競争になっちゃうので、実情とかけ離れた金額を出されることもあり、そこは問題点かなと思っています。

売却を進めていく上で「話が違う」なんてことにならないよう、しっかり根拠を持って、売主さまに誠実に提示してあげられる方がいいはずです。

相場が一千万の物件を一千五百万で売り出して、ラッキーで売れることもあるかもしれませんが、買主の大半が相場を調べるので、やっぱり売りにくいことの方が多いと思います。チャレンジしてみるのもいいのですが、「情報」には鮮度もあるので、時間をかけただけで売れるチャンスを逃してしまうことも。結果的に売主さまが損をしてしまうことにならないようにと思っています。

販売方法の中で、物件をそのまま売るか、一部リフォームして売るか、ということも提案されるのですか?

リフォームしたから販売価格を上げられるかというと、難しいところもあるので、基本的には現況のままでなるべく高く売れるような提案をさせていただいています。その方が売主さまの負担が増えなくていいと思っています。

物件の売却にあたって、専属専任媒介契約、専任媒介契約、一般媒介契約の3つの契約方式があるのですが、「おかやまマンション売却」はどれにあたりますか?

うちでは「専任媒介契約※」をさせてもらっています。専任にしていただいた方が、広く販売活動してもらえると思っています。

※専任媒介契約……不動産流通機構(通称:レインズ)に物件を登録するので、オンラインの物件情報システムを利用してより広く購入希望者を探せる体制になります。

契約後の販売活動として、どんな取り組みがありますか?

「売主さまのための売却」という形で立ち上げているので、基本的な考え方としては、レインズを通して不動産会社に協力を仰ぐというのをベースに考えています。

他の不動産会社から広告を出してもらうのですね?

原則として片手仲介※ですので全然OKです。両手仲介※を狙って自社だけで売ろうと思ったら、他では出して欲しくないという感情になるんですけど。両手でやると、どうしても買主さまの要望も聞いてあげたくなってしまうので、そこは徹底しています。

売主さまのためにも、しっかり情報を出して協力不動産会社さんにもどんどん広告してもらった方がいいと考えています。

※片手仲介……顧客第一の仲介方法と言われます。売主側(おかやまマンション売却)は売主の要望を最優先に取引を行います。

※両手仲介……売主・買主双方の仲介業務を行い、それぞれから仲介手数料を受け取ります。売主・買主の公平性に欠ける場合もあります。

売主さまの負担は最低限に、買主さまの決断を促す取り組み。

内覧会方式での販売活動の構想があります。特に居住中の場合、その都度「今から見られますか?」というわけにもいかないので、売主さま合意のもと、日程を決めて購入見込みのお客さまを一度に集めてご案内するという形です。その利点として、買主候補の方々がお互いに「ここの物件を候補にしている人がこのぐらいいるんだ」と伝わることです。

新築の販売でよくあるのですが、売れた後に「めっちゃ欲しかったんですけど」と悔しがる方が結構いらっしゃいます。見学している時点では、他にどのぐらいの人が検討しているのかがほとんどわからないので。ライバルがいるということが目に見えると、他の人に渡したくないという感情にもなりやすいので、買主さんが決断に至りやすいと思っています。

売主と買主がマッチングしたら晴れて売却になりますが、希望者が多数になってしまった場合、どのように買主を選ぶのでしょうか。

通常は、先着順と考えています。ただ、例えば内覧会を開催して、同時に多数のお申し込みがあったらその中で売主さまに選んでもらうことになります。買主さまを選ぶ基準もいろいろあって、お勤め先だったり、手付金が多かったり、地元が一緒の人がいいとか。決め手は売主さまによって違いますが、私が「この人に売ってください」と言うことはないです。

売り渡し後の、売主へのアフターフォローはありますか。

“資料をきっちり作る”というのはありますが、個人のお客さまだと売り渡し後は瑕疵担保責任の免責契約になると思いますので、売主さまへのフォローは特にございませんが、確定申告が必要な場合などはアドバイスさせていただきます。また「マンションが売れたので今後は戸建てに」など、住み替えなどのご相談があれば、もちろんサポートさせていただきます。ご縁をいただいたきっかけはマンションの売却ですが、私たちが展開しているサービスの中で、さらにお役に立てることはあると思っています。

あらためて「おかやまマンション売却」とは、どのようなサービスと言えるでしょうか。

何よりも「100%売主さまの味方」をキャッチフレーズに、お客さまとちゃんと向き合い、しっかり納得して売却していただけるサービスであることです。業界で言われている課題はクリアーしているとお約束できます。

課題とは、物件の囲い込み※であったり、高値査定で期待を持たせたり… やり方によってはトラブルにもなりかねません。私たちの取り組みは、一見魅力的には見えないかもしれないのですが、誠実にさせていただくと決めています。全力でコミットさせていただきますので、ぜひ一度ご相談をお待ちいたしております。

※物件の囲い込み……自社で「両手仲介」を実現したいがために、売却依頼を受けた物件の情報を市場に公開しないこと。

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